Surface Goは性能が高くないので、負荷のかかる処理や高度なグラフィック処理には向いていません。
ですが、その性能を理解したうえで利用すればかなり良い相棒となります。
今回は、私がSurface Goを活用するために最低限利用しているアプリをシーン別でご紹介します。
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ここでは、仕事・プライベート両方で愛用しているアプリをご紹介します。
Brave(Webブラウザ)
最近、少しずつ普及しはじめているWeb3.0時代のブラウザ「Brave」です。※オレンジのライオンアイコンがトレードマーク
Braveは「広告ブロック」「セキュア(=セキュリティが高い)」「高速」の3点をウリにしており、特に近年の迷惑な広告地獄から守ってくれるということで人気が出始めています。
どういう仕組みかは分かりませんが、たまにBraveで開けないサイト(このWebサイトは広告で成り立っているので~という通知が出るサイト)はあるものの、それ以外は快適に使えています。
Braveがメインブラウザになる前は Google Chrome を愛用していましたが、新しいモノ好きという性格もあってBraveを楽しみながら使っています。何より、広告ブロックというのがやはり快適です。
なお、BraveはiOS/Android版もあるので、私はスマホのブラウザもBraveで統一しています。
Notion(デジタルメモ)
メモとしても、データベースとしても、プロジェクト管理としても幅広く使えるのが「Notion」です。
私は、プライベートでは読書メモ・タスク管理・日記・ブログ下書きなどに使い、仕事ではプロジェクト管理・データベース(ルール・資料共有など)・打合せメモとして使用しています。
何でもできるがゆえに使い勝手の難しいアプリですが、慣れると神アプリに変わります。
Notionを活用して行っている読書メモの記事も書いていますので、そちらもよろしければぜひご覧ください。
LINE(オンラインコミュニケーション)
日本で最もスタンダードなコミュニケーションツール「LINE」のWindowsアプリです。
もはや、プライベートでも仕事でも当たり前のように使用されていますね。
このアプリを使えば、パソコン上でスマホと同じようにLINEを使うことができます。いちいちスマホを取り出す必要がないのでとても便利です。
One Calendar(カレンダー)
私はプライベートと仕事、それぞれでGoogleのアカウントを使い分けているのですが、毎度アカウントを切り替えてアクセスするのは面倒なので、複数アカウントのカレンダーを一括で確認・編集できるように導入したのが「One Calendar」です。
おそらく世の中にはWindowsのカレンダーアプリが豊富にあるかと思いますが、Microsoft Storeで「カレンダー」を検索した時に上位に出てきたのと、機能的に満足しているので、One Calendarを使い続けています。
GoodNotes(デジタルメモ)
iPadの手書きノートアプリNo.1として君臨する有名アプリ「GoodNotes」です。
これまではApple製品にしか提供されていませんでしたが、2023年にGoodNotesが正式リリースされることが発表され、2023年5月現在はβ版が入手可能となっています。記事を投稿したタイミング(2023年6月時点)ではβ版でしたが、その後、正式にリリースされました。
年間利用料金は6.99ドル(日本円で1,350円)で、1週間の無料トライアルがあります。月100円程度と考えればそこまで高い投資ではないかと思います。
メモ代わりにもなりますし、PDFとかをサッと取り込んで校正といった使い方もできます。ペンが使えるSurfaceだからこそ輝くアプリですね。(GoodNotesのWEBサイトにも「Surfaceに最適化されている」と書かれています)
Microsoft 365(Officeソフト)
Microsoftの代名詞といえば、WordやExcel、PowerPointといったOfficeソフトですが、このソフトの最新版を使い続けることができるサービスが「Microsoft 365」です。
サブスクリプションサービスであるため、定期的(月額・年額)に支払いが必要ではありますが、仕事でもプライベートでも何かと必要なソフトなので、”投資”として割り切って利用しています。
無料で使えるOffice系アプリとして、Googleの提供するDocsやSheetsはありますが、なんだかんだ利便性や、社外とのやり取りなどはMicrosoft Officeなのを使ってしまいます。
f.lux(ブルーライトカット)
手軽に画面のブルーライトカットをできるアプリが「f.lux」です。
Windowsに標準搭載されているブルーライトカット機能の「夜間モード」に比べ、段階的にカットレベルを設定できるなど、細かい設定ができるところが気に入っています。(例:日の入り時間から段階的にカットレベルを上げていき、21時以降はカットレベルを最高にするなど)
仕事
Discord(オンラインコミュニケーション)
元々はゲーマー向けに普及し始めたチャットツールですが、チャットの利便性が高く、低遅延かつ高品質な音声通話ができていることから、ゲーマーだけでなく一般的に普及し始めているのがこの「Discord」です。
私の職場ではこのDiscordで業務連絡や打合せをして、プロジェクト管理などをNotionで行うという感じで使っています。
普通の用途(チャットや音声通話)であれば”無料”で使えるので、特定のコミュニティやグループで連絡を取り合いたいという場合にはオススメのソフトです。
Zoom(オンラインコミュニケーション)
コロナ禍で爆発的に普及し、今やオンライン会話ツールの代名詞となった「Zoom」です。
コロナが落ち着き、オフラインでのミーティングも増えましたが、遠方の相手と打合せをする時はまだまだZoomを使うことが多いです。
Surface Goにはカメラやマイクも内蔵されているので、これ一台で快適なZoom通話が可能です。
プライベート
Kindle(電子書籍)
電子書籍業界で高いシェアを持つのが、Amazonの提供する「Kindle」です。
読書好きの私は、このKindleとの出会いによって大きな本棚がなくなり、スマホやPCにいつも本(電子書籍)を入れて持ち運びができるようになってQOLが大きく向上しました。
初代Surface GoではKindleアプリの動作にストレスを感じていましたが、Surface Go 3ではストレスなく読むことができます。
夜の時間は、目を休めつつ読書に没頭するために、目に優しい電子インク(E-ink)を採用しているKindle電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」を使用することもあります。
Adobe Lightroom(写真編集)
Surface Goは低スペックですが、「Lightroom」での簡易的なブログ用写真編集ぐらいであれば利用できます。
写真の編集(現像)は突き詰めればキリのない分野ではありますが、Lightroomの「自動補正」を使えば、難しい知識がなくとも、複数の写真を一斉にいい感じに編集してくれます。
こちらもサブスクリプションサービスであるため、毎月 or 毎年費用が発生しますが、写真好きの私にとっては欠かせないアプリとなっています。
Studio One(DAWソフト)
別の趣味であるスポーツ自転車(いわゆるロードバイクと呼ばれる)で、Podcast(インターネットラジオ的なもの)を発信しており、その音声編集で使用しているのが「Studio One」です。
これはプロも使うような高機能なDAW(Digital Audio Workstation)ソフトですが、元々、音楽をやっていた時に買っていた流れで使っています。
音声の書き出しこそ負荷はかかるものの、音声のカットや編集程度であればSurface Goでも問題なくできるので、スキマ時間に少しずつ進めたい音声編集とSurface Goの相性は抜群です。
Zwift(バーチャルサイクリング)
この「Zwift」は”バーチャルサイクリング”ができるサービスになります。
といってもほとんどの方にとっては「???」だと思いますが、簡単に言うと、”自宅で自転車を漕ぎながら、仮想世界の道路を走る”というものになります。
宅内にこのようにロードバイクと専用の機材を設置し、パソコンと繋ぐことで仮想世界を走ることができます。
あとは、Surface GoでZwiftソフトを立ち上げて自転車をこぐという形になります。
私がずっと運動不足にならないのは、この仕組みがあるおかげです。
実は、このZwiftを使ったバーチャルサイクリングはオリンピック2023にも採択されています。
おわりに
Surface Goは、多くを望まなければ期待に応えてくれる端末です。
今回は、Surface Goで使えるソフト・アプリのレベル感と、必要最低限の環境を求める人間がどんなソフトを入れているかという点で書きました。
今後、Surface Goの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
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